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012021-10101010 [South Africa 2010]

012021-10101010。もちろん、これはバーコードじゃなくて、スペイン代表の南アフリカ大会でのスコア。ビジャビジャビジャイニエスタビジャビジャプジョルイニエスタ。華麗とか美しいとか称えられた攻撃サッカーの得点成果にしてはきわめて辛抱強く、意外なまでに効率的なものだが、ともあれスペインの優勝は、多くの人々が「サッカーの近未来のために」願った結末だといえるのだろう。

2年前、EUROのスペインを熱く援したときほどの興奮が僕になかったのは、シルバとセスクの活躍が少なかったからかも知れないが、なによりフェルナンド・トーレスの不調とビジャばかりの得点によるところが大きい。それにイニエスタも好調じゃなかった。カシージャスが素晴らしく、本大会7試合で2点、全勝の予選10試合で5点しか失点していない、プジョルとピケのセンターバックをはじめとする堅い守備力がきいた。攻撃は得意のパス回しを続けていれば、いつか相手が根負けして点が入るだろう、というような粘り強いものだった。いつになったら入るのかというよりも、いつかは入るという不敵な自信が執拗にパスを繋いでいた。

決勝にしても、90分でオランダが決めていれば、より具体的にはロッベンの2つのシュートをカシージャスが防げなかったりしたら、勝利はオランダの「汚いサッカー」がもっていっただろう。しかし、対して、この日のスペインは多くの人々が一様に称える「美しいサッカー」、「華麗なパス・サッカー」で勝利したといえるのか。もちろん、そうした多くの時間の蓄積があってこその成果だ。実際は、疲労がまわった相手に対し、ヘスス・ナバスとセスク・ファブレガスとフェルナンド・トーレスで勝負をかけたのが正解を出し、この試合冴えなかったビジャを替えたことで勝機をつかんだ。結局は3つのSの脚韻が、INIESTAへと繋がった。トーレスを我慢して重用し続けたデル・ボスケ監督は、ここでようやく信念を実らすことができた。それぞれがそれぞれのやりかたをくり返す、意地を通したチームどうしの根性比べのような試合で、先制点も延長のぎりぎりのところで生まれた。実際は、カードが多かったのは、反則でしか止められないこと、反則を導くことでしか打開できない局面がたくさんあったということだ。引き分けじゃなくて、ほんとうによかった。あやうく、ありし日のブラジル-イタリアになるところだった。

しかし、バルセロナがスペイン・サッカーの現時点での結晶だとして、代表がそれに近似していけば強いには決まっているが、それでほんとうに代表チームなのか、という感じにはなる。たとえば、黄金期と称えられて絶好調だった懐かしのジュビロは日本人選手だけで、たぶん代表チームよりも強かったと思う。組織の機能と効率性からいったら、言うまでもないことだ。ブラジルは背後をインテルで固めて、ここまでのほとんどの場合うまくいっていたが、崩れてみれば鉄壁でもなんでもなかった。結果として、バルサ化したいサッカーはスペインと、憧れの方向に進み始めたものの本家にたじろいだ若いドイツくらいだったが、インテル化したサッカーはブラジル、インテル化せざるを得なかったサッカーは部分的にはかなり多くのチームにみられた。ポルトガルやウルグアイに中盤があったら、ほんとうに面白かったのだが、前者はデコを欠いたし、後者にしてみればないものはないのである。

おそらく誰しも思うように、333万人の人口しかないウルグアイや、765万人のセルビアや、200万人のスロヴェニアや、1,010万のポルトガル、そして1,653万人のオランダなどの選手層の薄さに対して、今大会を劇的な追い上げで興奮させ、いつもある程度まではしたたかなアメリカが本気で強化に乗り出したらヤバイことになるはずだが、しかしたぶんまだまだそうはならないこともまた確実にみえてきた。もともと1点ずつしか加点されない構造のサッカーに大逆転のドリームはかぎられているし、90分も耐えてゴール1点なんて、合衆国民にはとても面白いゲームとはいえないだろう。審判の判定が目測であやういなんてもってのほかである。むしろ、将棋の国にこそ、現代サッカー開花の可能性はあろうものだ。

そして、パスとポゼッションへの憧れを現実化させつつある若いドイツへの期待は、近未来への夢をみさせてくれる。多民族化したフランスの成功と崩壊、その次代に多民族化したドイツのゲルマン魂が、どのような組織を仕上げていくのか。またスペインが黄金時代をどう次に進化させていくかも、単一民族の美学を堅守するイタリアの世代交代などとともに、大きな課題となってきた。そして、南米の戦いかたに、個人と組織の野性的融合を夢みることもまた大きい。今大会、チリがブラジルに、メキシコがアルゼンチンに堂々と敗れていったのは美的だった。クライフは楽しいサッカーをうたったが、楽しさや戦術は時代ととも変わっても、シンプルな美しさと原始的な興奮はずっと変わらないものだろう。

組織が個人を超えてゲームを統制し、組織を超えた個人の自由が、相手の組織を崩したところで得点が生まれる。お互いの組織と個人を抑制しきれば、どちらも活きずに膠着する。ミスやほつれや疲労を待つのが勝機で、個の選手の地力の差もその局面では如実に出ることになる。しかし、つまるところ、解き放たれた個の自由が、相手の組織のすきをつくのが、ゴールという美に繋がる。もちろん、失点した側からみれば、もっとも愚かしい場面であることが多いが、ほとんどのシュートは人間よりも速い。人を介した加速の結末がゴールであるとき、観る者は驚喜するのである。もちろん、肩透かしも大いに結構だが、それはやはりサッカー本来の美の目的ではない。

決勝から一週間、Jリーグはもう再開している。土着のサッカーは、現実のさきにしかない。ファンタジーは粘り強い忍耐のさきにあったが、それを魔法によって叶えようとしたのがアルゼンチンで、しぶとく身をもって示したのがスペインだった。現世の利を直截に追ったのが美しき夢破れた過去をもつオランダ、結局は自身の葛藤する現実に躓いたのがブラジルということになる。現実的な戦いをしたウルグアイとオランダ、スイスやパラグアイ、日本や韓国は、やはりそこまでが現実で、先の夢には手が届かなかったということなのだろう。フォルランの最後のフリーキックがぎりぎりで入らなかったのも、夢みる力だけではどうにもならないことの、美しい象徴だったのかも知れない。もしかしたら、本田や遠藤のフリーキックもまた、そうした執念の虹のようなものだった。それでも、戦術のなかで、美しい虹を描けたのは、ふりかえってみればほとんど彼らだけだった。そして、ドイツの何本かのシュート。おおかた不評の公式球は、そうして現在になにかを体現していたのかも知れない。

ブブゼラの鳴らない夜 [South Africa 2010]

プレトリア、そしてケープタウンの日は暮れて、20日ぶりの静かな東京の夜。56試合が終わって、残り8試合。数試合を残して、これまでのほとんどをみてきたけれど、トーナメントが始まれば、にわかに寂しさも募る。開幕からていねいに観ていこうと思い、このウェブログに南アのカテゴリーもつくったけれど、ちょっと断れないかさのある仕事もやってきて、観るだけでもう精いっぱい。まずグループ・リーグまでで、セルビア、イタリアスイスが去った。トーナメントでは、ガーナがアメリカに勝ち、日本がパラグアイと引き分けたほか、すべてグループ1位のチームが2位のチームを下した。そうして、韓国が大雨の試合に敗れ、メキシコとイングランド、日本が怪しげなレフェリングにも苦しみつつ舞台を去った。PK戦はくじ引きで、問題はそれまでゴールがとれなかったことだ。日本とパラグアイの試合は、堅実なリアリストどうしの綱引きだった。グラーツでは、イビチャ・オシムが新調したようなブルーのジャケットまで着て試合に臨み、トーナメントで勝つめったにないチャンスを逃したのはほんとうに残念だ、と幾度も苦しげに語った。失うことより、得られないことのほうが大きい。パラグアイのベスト8は80年越しの悲願だというが、延長戦での展開からして、PKの準備も万全だったのだろう。南米予選ではホームとはいえ、ブラジルとアルゼンチンを零封で下したチームだ。なにごとにも必要なだけの年月と経験があり、そこに運が加算される。ポルトガルはほんとうに素晴らしい守備力をみせたが、4戦で初めて許したゴールで敗れてしまった。デコが出られればと思ったが、スペインだってまだ本調子ではなかった。こうして残ったのは、南米4、ヨーロッパ3、アフリカ1。半数がスペイン語圏だ。堅い組織力の闘いを抜け出したのは、結果としてみれば、すぐれた個人が点をとれるチームだった。当然のことではある。そして、ブブゼラのならない夜、ウィンブルドンではロジャー・フェデラーがベスト8で姿を消した。なんだかイタリア代表をみるようだ。とりあえず僕は120分、まずは90分走れる身体に戻らなくてはいけない。のだが。

no Song no fear [South Africa 2010]

日本代表、初戦勝利! トップ起用の本田が稀少な決定機をものにして39分に先制。右の松井からのクロスだが、期待された彼の活躍が力強かった。左の大久保の貢献も。長谷部、阿部もよく働き、とくに遠藤の統制が効いていた。岡田監督のゲームプランが交替も含めてうまく機能し、選手全員がよく耐えた。ラッキーもあったが、それを引き寄せたのは大きな自信だろう。先日のセルビアが逃したようなわずかなチャンスを、松井と本田はつかんだ。

それにしても、カメルーンの攻めの心臓A.ソングが脱落したのはほんとうに助かった。逆に、ロッベン、トマソンやイェンセンは間に合わせてくるのだろう。ベントナーも復調しているかも知れない。

オランダ戦、どう切り抜けるか。稲本が重大な仕事をする気がする。そして本田か岡崎が。勝利を当然とみてくるチームに対しては、冷静かつ狡猾、より大胆に挑めれば、と願う。しかし、まあ、観る者は勝手なことは言わず、心静かに、熱く備えるのみである。

http://www.fifa.com/worldcup/matches/round=249722/match=300061477/index.html




セルビア・・・・、あるいは3人の退場者 [South Africa 2010]

予選リーグの初戦の半分が終了。最大のショックは、熱い期待を寄せるセルビアの敗戦。ガーナの4-1-4-1(アナンが活躍)と堅守が効き、セルビアは運動量も少なくポジションを堅く貫いた。ガーナの瞬発力を恐れて、サイドバックの上がりや中盤からの飛び出しがみられないうえ、少ない決定機を逃しているうちに、2枚の不用意なイエローカードを受けたのが決定的だった。二枚目で退場したルコヴィッチ、軽率なハンドでPKを献上したクズマノヴィッチのプレイが命とり。クラシッチやイヴァノヴィッチが冴えず、終盤交替で入った左のラゾヴィッチが攻勢をかけるも及ばない。堅守のもつれから自滅した様相で、決定力に欠けるなら、もう少しリスクを冒さないと得点には繋がらない。ガーナは生き生きとしていて、組織的守備から個々人の身体能力でのカヴァーに切り替えるあたりも強かった。
http://www.fifa.com/worldcup/matches/round=249722/match=300061471/index.html

そのセルビア、次はドイツ戦だが、これまででもっともスペクタクルな大量得点はそのドイツの4ゴール。ブンデスリーガ(Jリーグも)が今大会のボールを使用し、リーガ、プレミア、セリエAが未使用だったことが、現時点では慣れの関係で結構大きいのかも知れない。そんなふうに改めて思うのは、なかなかシュートや長いパスが決まらない試合を見続けてきて、ドイツを観るといちいちぴたっと合っている印象が頭からあったから。あと、高地という問題だが、ドイツ-オーストラリア戦は標高0mだから、それも関係しているのかも知れない。ドイツはポゼッションをし、広くフィールドにパスを回すのが、若手も多い今回のチームの特徴。そして、ドイツらしい豪快な得点で、前半2点リードでおえたところで、ぼくは眠ることにした。その後、ケーヒルが退場したようだが、これはガーナをさらに有利にすることになるか。ドイツが2点追加し、4-0で快勝。さて、セルビアはどう戦えばよいか。
http://www.fifa.com/worldcup/matches/round=249722/match=300111116/index.html

もう一戦、アルジェリア-スロヴェニアは、頭とおしりを少しのぞいただけだが地味な試合のよう。ここも後半に入ったアルジェリアのトップ、ゲザルが退場。その後79分にスロヴェニアのコレンが決めて、ワールドカップ初勝利。
http://www.fifa.com/worldcup/matches/round=249722/match=300061465/index.html

ゴールキーパー、そしてセンターバックの不安 [South Africa 2010]

グループC初戦、イングランド-アメリカ。期待のイングランドは、GKがジェームズではなく、グリーンでスタート。ミスを嫌っての確実を求める選択か、コンディションか、詳しいことはよくわからないが、ふうんという感じ。心配はそれよりセンターバック問題で、ファーディナンドの穴は、ドーソンかキングかキャラガーか。リーグ中から復調していなかったファーディナンドは結局故障で、年齢のためか今季は身体がついていかないシーンが目だっていたキャラガーは代表引退を確か3年前に宣言して復帰を固辞していたはず。センターバックをテリーとキング、サイドはいい動きのA.コールとジョンソンでスタート。そのキングはハーフタイムで交替したが、そこに入ったキャラガーはいっぱいいっぱいでイエローカードも受けた。センターバックの不足は痛い。チーム全体としてもベッカム、バリー、ファーディナンドとキーマンの不運な故障が続き、案外選手層は薄くなってしまった。

さて、試合はジェラードが4分に気持ちよく決めて好調の出足。なかなかワールドカップで活躍しきらなかったジェラード、ランパードがいい予感をみせ、やはりゴールに恵まれないルーニーも期待通りの献身。しかし、アメリカの力強さ、速さと粘りは予想されたとおりで、中盤へのプレスもハードで、なかなか思うようには運ばず、前半はずるずるした試合になるうちに、40分にデンプシーのシュートをグリーンが、えーっという処理ミスで失点。しかも正面とは、いつかみたチェフのミス以上の驚き。同行するベッカムの片目を見開いた凄い表情が、画面に映って、脳裏に鮮烈に焼きついた。

後半は出足からイングランドが積極的に攻めに出るが、GKハワードを中心とするアメリカの堅守を崩せず。空中戦をほぼ制されていたところに、三人目の交替(一枚目は危なっかしくイエローを受けたミルナーを早々と)で、粘ったヘスキーを下げ巨人クラウチを投入するが、残り10分で決定機はつくれずじまい。結果は1-1。ジェラード、キャラガー、ミルナーのイエローがどこで響くかも心配。おかしかったのは、アメリカのセンターバックはデメリットという選手で、不気味な名前だけでなく、故意のハンドでイエローカードを受けたこと。それにしても、イングランドは2点目まで前半から攻勢がかけられれば。テリーは安定しているが、体調か心配か、上がりはほとんどない。フルタイムでは18本中枠内8本のシュートで1点。ルーニーはいつものようにいい仕事をしているが、シュート・シーンは多くない。このチームではオプションのキャリックとの同時起用が効いたりするのではと思うがどうか。ランパードのフリーキックも不発。日本とのテストマッチでも結局まともなゴールは奪えず、不安を掻き立てられたが、まだまだ組みあがってないみたい。

グループCの二強とみられる2チームのドロー。悪くはないが、明るくもない。イングランド、トーナメントの時点で好調になっていればいいのだが。では、ひとつ飛ばして、セルビアの出番まで、仕事仕事!

http://www.fifa.com/worldcup/matches/round=249722/match=300061466/index.html


107/736 [South Africa 2010]

さて、試合後に楽しくメモをとっていたら、もう次の試合まで一時間しかない。仮眠の時間がなくなった。わが戦術に難あり。長丁場なので、ベテランらしく無理なく乗りきらなくては。選手の実戦は最大7試合。観戦だけなら64試合である。ということで、手短に。一次リーグでもっとも興奮するひとつが、次なるイングランドアメリカのカードである。アメリカの躍進は目覚しいし、ファーディナンドもこられなくなったイングランドがどうチームとして仕上がっているのか、不安もあるが、期待はとても大きい。近年、いちばんテレビで観ているのがプレミア・リーグなので、どうしてもそういうことになってくる。さっきも、テヴェスやマキシ・ロドリゲスをつい応援しているように。

107/736というのは、なんの数字か? これは、今大会の全登録選手のうち、イングランドのプレミア・リーグ所属選手が7分の1程度を占めるという事実を示すものだ。そのうち、23人はもちろんイングランド代表なので、これを除いて割り算するとざっと1チーム平均2.7人がプレミア所属という計算になる。ちなみに、次の対戦のUSAにもけっこう入っている。

自国リーグの選手だけで、代表を構成できるって素晴らしい。あとはイタリアとドイツくらい。スペインはトーレスだけがプレミア。で、イングランドは監督がカペッロだから、その意味ではイタリアとドイツがフルハウス。これはたんなる国民性のことだけではなくて、所属クラブは異なれど、各国リーグのスタイルや戦術でチームの統一が図りやすいという意味で、とてつもないアドバンテージになる。(だからこそ、同じ理由で黄金期のジュビロをベースに日本代表を構想すべきだ、とあの頃ぼくは本気で思っていた。)ブラジルやアルゼンチンはそれを超えて、魅力的なチームをつくらないといけないので、そのぶん組織づくりの難しさがある。

それなのに、近年なかなか思うような戦績が築けていないのがイングランドだから、どうしたって今大会での期待は熱いものになる!(個人的にはかつて黄金のカルテットのいた代表チームとともに、ダイヤモンドサッカーでよく観ていた頃からの思い入れもあったりする。イタリアやポルトガルがその後を輝かしく照らそうとも、子供心には逆らいがたい。)


J.S.LEEとJ.S.PARK、その他走る人々 [South Africa 2010]

パット・メセニーのオーケストリオン・ツアー最終日をすみだトリフォニーホールで聴いた。たんに素晴らしいというだけでなく、いろいろことを考えさせられたが、それはまたいずれどこかで。3度のアンコールを入れて、時間的にもサッカー2試合分の聴きごたえ。慌てて帰路を急ぎ、韓国のり味のポテトチップスをコンビニで買って、帰宅すると韓国がギリシャに2点のリード。残り30分くらいを観て、まずは韓国が安定していたかと思いきや、みるみる疲労が両チームをほどけさせて、ギリシャにもチャンスが何度かあった。高さには強いが、足元の弱いギリシャをうまくやりこめて、韓国が幸先のいいスタートを切った。ハイライトを観ると、J.S.Parkが期待通りの大活躍で、素晴らしいスルーパスやボールを奪ってからそのまま得点するシーンなど快哉。韓国代表はユニフォームの表記が、ファーストネームで、マンチェスター・ユナイテッドでのJ.S.PARKは代表ではJI SUNGとなっていて新鮮。日本女子バレーみたい。ともあれ、この試合の得点は2人のJ.Sによるものだった。http://www.fifa.com/worldcup/matches/round=249722/match=300061459/index.html

その後、同じグループBで、アルゼンチン-ナイジェリア。ちなみに、さっきのがマッチNo.4でこちらがNo.3。なぜかFIFAの試合番号とは逆順開催の模様だ。この試合は、さっさと風呂も上がって、万全の態勢で臨む。Tシャツを洗濯カゴに入れると、微妙にアルゼンチン・カラーだし。試合はキック・オフ直後から、10メッシ、9イグアイン、そしてわが愛する11テヴェスと3人のFWを配したアルゼンチンがいきなり気持ちのいい攻勢に出て、6エインセがゴール。そこまでは頼もしかったが、ナイジェリア・ディフェンスの寄せがいいこともあるのか、とくにイグアインが冴えず、後半はメッシの突破ばかりをねらった単調な攻め。20マキシ・ロドリゲスや19ミリートを入れても、大きな見せ場はすべてナイジェリアのGK1エニェアマに持っていかれて、結局のこの人がMOMにもなった。ナイジェリアも高い位置でボールを奪いにいかないので、後半などアルゼンチンがただボールをまわしているだけの退屈な時間がけっこうあってじりじりした。ゆるやかでもアルゼンチンが1-0で始動。
http://www.fifa.com/worldcup/matches/round=249722/match=300061460/index.html

さて、気になったのでみてみたら、アルゼンチンはもっとも走ったのが、11テヴェス9,563m、6エインセ9,559m、86分までの7ディ・マリアが9,331m。対するナイジェリアは、14カイタの10,124m、15ハルナの9,856m、20エトゥフの9,440mが9km以上。韓国はもっと「走るサッカー」をしているはずと思って調べたら、ほぼ全員が9kmは走っていて、19ヨム・ギフン11,419m、17イ・チョンヨンが11,003m、8キム・ジョンウ、7パク・チソンがそれに少し欠けるくらいで、とにかくチーム全員の運動量がほぼ等しく高い。だから、終盤の25分くらいに疲労がくるのはやむなしかとも思われるが、その時間帯がどう出るかが今後を左右するかも。そのあたり、日本代表にも通じる問題か。ちなみに、メキシコも南アフリカも12kmとか走っていて、マルケスだってほぼ11kmは走っていた。ただ、走ればいいというのではないし、やたら走りまわされて消耗するのは最悪だが、高地の多い南アフリカで、後半までの運動量と集中力の高さが試合の面白さと関係しているのは、あたりまえだけどそのとおりのこと。

そう思って、テレビの前でみているぼくの走行距離といったら、たかだか25mくらいのものだろう。もっと運動量を上げなくては。あ、所せましと動きまわっていたマラドーナ監督は、いったいどれくらいの距離になったのか。コーチの運動量データもぜひ計測していただきたい。






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