So-net無料ブログ作成

いざ、鎌倉 [Brown]

クラシックのコンサートのプロデュースを手がけるのは久しぶりのこと。
そして、鎌倉芸術館を訪ねるのも実に2年ぶり近いできごと。
古い仲間たちと新しいボスに声をかけられて、ようやく重たい腰を上げた感じ。
まずは名曲を名手の演奏で、という考えで、「清水和音ピアノ・リサイタル」を企画した。
主催者の財団がかつてのように年間を通じたコンサートをひらけてはいないので、
ピアノ音楽のいろいろな魅力をぎゅっと凝縮した選曲にしたくて、
清水和音さんとじっくり話して、いくつもの候補曲を先に送りながらも、
結果として美しいプログラムが組み上がったと思う。
始まりが、シューマンの「子供の情景」、ベートーヴェンの「ワルトシュタイン・ソナタ」
後半が、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、「水の戯れ」、
そして、ショパンの「2つのノクテュルヌop.55」、「葬送ソナタ」。
前後半とも、言ってみれば宝石とドラマの組み合わせで、
この優れたピアニストの、音の美しさと丁寧な構築、
と同時に男性的で骨太な醍醐味が発揮された。
ラヴェルは初めて演奏会で弾いたそうだが、
これからの彼のレパートリーになっていきそう。
アンコールは、ブラームスのインテルメッツォop.118-2。
そして、ショパンのスケルツォ第2番の風格ある劇的な演奏。
真冬の3連休の中日ということもあって大入りにはいたらなかったが、
集まってくださったお客さんの朗らかな笑顔に囲まれて、
コンサートはよい緊張と温かな空気に包まれていた。

「清水和音ピアノ・リサイタル」 2008年2月10日 鎌倉芸術館小ホール
主催 財団法人鎌倉市芸術文化振興財団
http://www.kamakura-arts.or.jp/shimizu%20kazune.pdf


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。